君と私


そんな彼に雑用を手伝ってなんて言ったら、私は学校中の女子に恨まれてしまう。



だから雑用は私1人でやる。



それしかないし、それが一番いい方法だ。



「本当大変ねぇ、小春。大丈夫?」



「うん…。」



大丈夫じゃない。


最近かなり疲れている。

体に力が入らない。


立ちくらみも多くなった。



「王子にもちゃんと手伝っってもらいなよ?いくら雑用係だからって1人で無理しちゃダメだからね。」




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