君と私



『は、はい。』



彼の威圧感に思わず敬語になってしまった。



そっか私倒れたんだ。


廊下。


廊下・・・




『あ、移動教室!!』


行かなきゃ!!




「もうみんなには伝えといたよ!!お前は少し休め。」




『は、はい。』


伝えといてくれたんだ。


よかったぁ。



『そういえば、なんで宮内くんが一緒にいるの?』



「俺が一緒じゃやだ?」


『いえ、全然。』



いやなんて一言も言ってないんだけどなぁ。


まぁいいや。



「なんで倒れたの?」



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