君と私
「そういえば、俺らさぁ、去年1回も喋ってなかったんだよなぁ~」
「そう思うとさ、今日めっちゃ話したよね?笑」
確かに。
去年まったく話さなかったのが嘘のように、今普通に会話している。
『そうだね。』
「今日のは、1年生の分ってことだな!!」
なんかこの人といると意味がわかんないことばかりだ。
思ってたより、バカっぽくて、単純で
でも、人を元気にさせる。
「楽しい」
今、今日初めて会話したこの人といて楽しいと思ってる自分がいる。
「もう平気?
まだ声掛けにくい?」
『大丈夫だよ!』
まだそんなこと思ってたんだ。
「じゃあこれからは俺に頼って。」