シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
「!!!?」



いきなり、佐久間さんは私の膝に頭を乗せた。



「悪戯すんなよ。珠希」


「・・・」



「お前の太もも、柔らかい…寝心地としては抜群だなー」


「あ、あのう・・・!?」


恋人でも何でもないのに…何で膝枕させんの?

私が問い質す前に、


彼はほんの数秒で、寝息を立てて寝てしまった。



「・・・」


自分本位もいいトコ。


私の太ももにかかる彼の頭の重み。







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