シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
「お金出さなきゃ…」


「そうだけど・・・。バラされた場合は仕方がない…。金は要らない」



「・・・」



「報復にお前を俺の身体で溺れさせてやる」



私は彼の言葉に頬を染めた。


夕闇の雑踏で、妖艶な視線を私に向ける佐久間さん。



営業マンの佐久間さんではなく、

出張ホストのサクヤさんの顔を見た。


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