シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
* * *


川元さん、愛想はいいけど、何だかネチネチしてそうな感じが嫌。



「!!?」


お手洗いから出た途端、目の前の壁に凭れ、川元さんが立っていた。



「トイレですか?」


「海塚さんを待っていた…」



「ええ~っ!?」


グイッと腕を強引に掴まれて、壁に背中をキツく押し付けられた。



「か、川元さん!?」








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