シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
俺が行くと、珠希が川元に壁際に追い詰められていた。



「川元!?」



「・・・」



珠希は俺に救いの視線を向ける。


川元を珠希から引き離したのはいいけど、川元は俺と珠希のシェアリングを知っていた。



一番、バレたくない相手に知られたくない秘密を知られてしまった。



必死に説明するが、川元の誤解を解くコトができない。



川元は俺と珠希が恋人だと信じて、全く疑わない。






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