シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
俺は長谷田を抱いた。



乱れた息を整えて、ネクタイを締め直す。



「スリルがあっていいわねー」



そんな風に思ってるのはお前だけだ・・・長谷田。



俺は今在る、全てを守りたい為に、長谷田の要求に答えた。



「ねぇー、これからも…時々、シてくれるわよね。サクヤ」



「断る…」


「お金は出すわよ…」



「・・・金、出されても、社内じゃあー俺はサクヤじゃない」


「私にとって…佐久間さんはサクヤよ!どちらも同一よ」


「・・・バラされたくなかったら、これからもお願い…サクヤ」


長谷田は脅迫まがいに、俺に詰め寄る。
彼女に弱みを握られた俺には拒否権はない。




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