シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
シャワーを浴びて、リビングに戻ると、珠希が俺にソファーに座るように促した。



彼女の様子がおかしい・・・



「なんの話だ?」


「私…部屋を出ようと思うの…」



「!!?」


「このまま…同じ会社に勤めている以上は…一緒には暮らせない…」



「だったら、お前が『シーナ』を辞めて…別の会社に就職しろ…。お前のアシスタントの腕を失うのは惜しいけど…。同居を解消されるよりはマシだ」



「あ、あ、あなたね・・・。どこまで身勝手なの?」



珠希が目を吊り上げて怒り始めた。


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