シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
私は烈さんにコーヒーを淹れた。



「サンキュー。うみたまちゃん」


「その…呼び名…何とか…なりません?」


「嫌なの?」



「はい、まぁー」
元はと言えば、佐久間さんが考えた私の呼び名。


「じゃあー珠希ちゃん」

烈さんに名前を呼ばれ、私の鼓動が跳ねる。



だって、烈さんはイケメンだから。



烈さん、少し頬は痩けてヤセた感じするけど。


二の腕も顔も陽に焼けて、健康的な精悍さを見せていた。








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