シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
夕食は佐久間さんと外食。



「同じ会社の人に見られたら、どうしよう?」


「俺とお前は営業マンとアシスタントだし、仕事上の付き合いとかなんとか言い訳が出来る」


「そっかー」


「敏腕の営業マンがなんとかするから…お前は一切、余計なコトは言うな」


「はい」


こう言うトコはとっても男らしくて、胸がきゅんきゅん♥


彼の手の上で私は完全に転がされている。


ビルとビルの谷間の細い路地を通って、たどり着いた店は一見、蔵のような店。


「面白い店だろ?」


「うん・・・」


< 225 / 348 >

この作品をシェア

pagetop