シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
別に新井に自分の全てを晒す気なんて、更々ない。



俺は自分の心を呟く新井が少し、ウザかった。



でも、彼女は俺を買った客。



俺は彼女の心の言葉に耳を傾けて、抱き締めた。



烈さんの婚約者として、再会するなんて、運命って理解出来ない。



俺も今…自分の心の言葉を聞いてくれる相手・珠希に出会った。



俺たちは、付き合いだしてまもないけど、俺にとって珠希は特別で、このまま結婚してもいいと考えていた。



珠希のコトを考えると、熱い感情がこみ上げて、愛しさが溢れる。



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