シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
Chapter18 ふたりの新居

~珠希side~

烈さんの結婚を機に、私たちは部屋を出るコトに。



「お前はどの辺がいい?」


佐久間さんは早速、ノートPCを開いて、部屋探し。



「え、あ…互いに別々の部屋、住むんじゃあないんだ・・・」



「ハァ?お前がいなきゃ…俺が困る・・・俺…家事苦手だし」



また、家政婦扱い。


私は少し拗ねた感じに頬を膨らせる。



「なんだ?その顔…おもしれぇー」


「ぶぅー」


「ほら、お前もここに座って、俺と一緒に探せ」


私は腕を掴まれた。











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