シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
私は泣きじゃくりながら、郁弥に謝り続ける。



「謝るな。お前を一人にした俺が悪い…」



「ヒック…うぅ・・・それは・・・仕事で…」



「あぁー仕事だ。仕方がない…。だから、必死に早く日本に戻ろうと頑張って、2日早く帰って来た…お前のために」



郁弥は泣きじゃくる私にキスを落とした。



慣れた彼の温もり、匂い…唇の感触。




「俺が全てを忘れさせてやる…」



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