シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
ヤツの珠希にしたコトは許せない。



俺はヤツに対して、報復のワナを考えた。


でも、それには大きな代償が必要となる。


今まで、積んだ自分のキャリアも、


珠希と夢見る未来も、


全て、捨てなくてはいけないーーー・・・



俺はホワイトボートの自分の名前の横に外出と書いて、外に出た。


エレベーターホールを出て、エントランスを歩く。



「!?」


ふと見慣れた顔の男とすれ違う。




< 307 / 348 >

この作品をシェア

pagetop