シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
「・・・くそっ。てめえさえ、いなければ、俺がこの課ではNO1の営業マンだ…。お前は汚い手を使って…」




「そうだ。俺は…汚い手を使って…大口の客を手に入れていた。だったら。お前もヤレばよかったんだ」



「ハァ?」



川元の方が先に俺の殴りつけてきた。


俺は殴られた勢いで、自分のデスクによろける。



「佐久間てめえのコトは入社した時から気に入らなかったんだ!!」



川元は俺のコートの襟を掴み上げて、憎悪のみなぎった瞳で睨みつける。





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