シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
川元はいきなり、オフィスを出て、廊下に出た。



「待てよ!!川元!!!」


俺はヤツの背中を追う。


階段に来たが、川元の姿が見えない。



最低限度の照明しか点っていない階段。



辺りを見回す俺の背中を誰かが強く押した。



俺は階段を転げ落ちた。



「くっ…」



踊り場に俺は落ちて、勢いで壁に後頭部と右肩を強打。



「…バカだな。佐久間」









< 329 / 348 >

この作品をシェア

pagetop