シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
雄太は驚きのあまりに石化しちゃった。



「行くぞ…珠希」


「う、うん…持ち出せなかった荷物は今週中にまた、取りに来るから…」



「あ、そ、そうか・・・」


雄太はこの状況に戸惑ってしまって、声が上ずっていた。


私は雄太を置いて、車に乗り込む。



「おもしれ~っ」


運転席に座り込み、サクヤさんは雄太の様子に笑っていた。



マジで性格悪いよ~この人。


人の別れを面白がってる・・・










< 38 / 348 >

この作品をシェア

pagetop