シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
「おい?タマ…お前…少し顔色悪いなー」



サクヤさんも私の調子の悪さに気づく。


『タマ』と呼ばれても、反論するゲンキもなかった。



「眠れなかったから・・・」


「そんなに就職試験が楽しみだったのか?」


「んなわけないでしょ?緊張と不安で・・・」


「ふーん」


サクヤさんは鼻にかかった声で相槌。


「!!?」


急に私の顔に顔を近づけてきた。


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