シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
「私…顔だって洗ってないのに…」



「大丈夫…お前はスッピンでも十分、キレイだ~♥」



佐久間さんは妖艶な表情を浮かべて、耳元で甘い囁き。



「やっ・・・んん…」



佐久間さんの声に鼓膜が擽られて、思わず声が漏れた。


「感じたのか?珠希」



普段は私を猫みたいにタマと呼ぶクセに。


佐久間さんは自分の都合良く、私の名前を使い分けて呼んでいた。



このエゴイスト!!!
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