シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
私は佐久間さんには勝てず、仕方なく、Yシャツのアイロンがけ。



「私がいなかった時はどうしてたの?」



「自分でやっていた」



「なら、自分でしてよ~。私を頼らないで」


「・・・珠希のアイロンがけ上手いから…」



「・・・」



今度は褒めて、私を自分の意のままに動かそうとする。


佐久間さんの手だって理解してるのに,私は佐久間さんのマリオネットになっていた。


< 80 / 348 >

この作品をシェア

pagetop