シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
私はぶぅーと頬を膨らませて、アイロンがけ。



佐久間さんはカウンターの椅子に座って、優雅にタバコを吹かす。


私のブスッとした顔を見て一言。


「ブサイクな顔」


「なっ!?」
何よ。その言い草。
せっかく、アイロンかけてあげたのに。






「できたわよ!」


私はムカッと来て、口調を強めて言い放った。



「サンキュー…珠希」


私からYシャツを受け取って、早速、袖を通す佐久間さん。







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