シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
公園の中にある小さな店で売られているホットドックを購入。


ベンチに座って、私たちは食べる。



「俺に気を遣うな…もっと大口でバクッと食え」


「でも…」


「別に俺は何とも思わない…」



小さな口で遠慮がちに食べる私に、佐久間さんは大口で食べろと言うけど。



周囲には人が居る。
恥ずかしくて出来ない。


「無理です…」
私は正直なキモチを伝える。

「…ふっ」


佐久間さんは鼻で笑って、何も言わなくなった。


先に食べ終え、足を組みかえて、目の前の鳩を見つめる佐久間さん。





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