【短】天使と悪魔のバレンタイン
「………知ってるか?天使って……悪魔を好きになると、消滅の刑になるんだよ………」
そう言う男の子は、すでに半透明にまでなっていました。
「今まで天使だって黙ってたのは、本当に悪かったと思ってる………でも、これだけは信じてほしい」
男の子はニコッと女の子が心惹かれた笑顔を浮かべましたが、女の子の方はパニック状態です。
「し、消滅の刑!?まさか……っ」
悪魔の場合、天使を好きになっても魔界追放で済むのに、天使は消滅の刑。
女の子は慌てて男の子の肩に触れようとしましたが、その手はスカッと空を切りました。
そう言う男の子は、すでに半透明にまでなっていました。
「今まで天使だって黙ってたのは、本当に悪かったと思ってる………でも、これだけは信じてほしい」
男の子はニコッと女の子が心惹かれた笑顔を浮かべましたが、女の子の方はパニック状態です。
「し、消滅の刑!?まさか……っ」
悪魔の場合、天使を好きになっても魔界追放で済むのに、天使は消滅の刑。
女の子は慌てて男の子の肩に触れようとしましたが、その手はスカッと空を切りました。