愛してる。


優しくされる度にそんなこと考えちゃってなんだか複雑。



「…紗月?」

うとうとしてると皇雅の声


「ん……?」
目を擦りながら皇雅を振り返った

「悪い、起こした?」

「平気、風邪ひくよ…?」

スウェットのズボンだけはいて
髪にも水がしたたってる

……やっぱりかっこいい。


腹筋……っ

どこみればいいの…っ

眠気一気に吹き飛んだあ

「目、泳いでる(笑)」

そんな格好してるからだあ……

俯いてるとくしゃみの音が聞こえた


「だから風邪引くって言ったのに」

そういってタオルと皇雅のTシャツを持ってきてTシャツを渡す

「ありがと」



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