愛してる。
あたし、汚れちゃったよ…。
汚い……
もう皇雅の彼女じゃいられないのかな
皇雅はあたしを汚いと思うかな……
あたしの乱れた服装をみて皇雅は察しがついたみたいだ。
「……ヤられたの?」
いつもよりずっと優しい声であたしに問う
ぎゅっと抱きしめてくれる体温に安心した
「……とりあえずうち来な?」
皇雅に手をひかれてあたしは俯いたままついていく。
皇雅の独り暮らししてるマンションについた。
「親に連絡いれときな?
今日泊まっていいし」
皇雅の優しさが嬉しくて、苦しかった
ソファに並んで座る
「大丈夫だから。
謝らなくていい」
泣きじゃくりながら謝り続けるあたしの頭をぽんぽんと撫でた
皇雅にしか体を許したことなかったのに
あんなやつらに………