愛してる。
「だって、あたし汚い……
もう皇雅の彼女じゃ…」
皇雅の彼女じゃいられないよ…
嫌でしょ?
皇雅も………。
こんな汚いおんな…………
「紗月のせいじゃねえだろ。」
ぴぴってなにかの音がなった
「風呂入ってこい。
体も冷えてるし
……ちゃんと洗えよ」
そういいながらあたしにスウェットを貸してくれた
「……うん」
そう呟いてお風呂場に向かった
肌が真っ赤になるまで体を擦ってお湯に浸かった
皇雅はいつだって優しい。
優しすぎて……怖い……。
ほんとはあたしのこと軽蔑してるんじゃないかって
…やめよ、考えてたら涙が出る
もう迷惑かけたくないんだ
「…………ありがと。」
お風呂をあがって皇雅のそばによる。
1人になりたくなくて。
皇雅を感じてたくて腕を組んだ
いつもならいちゃつきすぎっていって引き離すのに今日は引き寄せてくれた