海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
ガチャッ
十分くらい経つとまた光という人が入ってきて、さらに続いて男の人が二人入ってきた。
この人達は一体誰なんだろうか…
「あ、こめんね。いきなりこんな男がいっぱい来たら驚いちゃうよね。」
そう言ったのは黒ぶちめがねを掛けた、黒髪の爽やかな感じの男の人だった。
「お前海龍ってわかるか?」
海龍?
「驚くかもしれないけど、俺等関東をしきる暴走族の海龍なんだよね。んでここがその倉庫なんだ。」
…関東?
……暴走族?
何を言っているのかが全くわからなかったので、私は勇気をだして聞いてみた。