海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
豪邸の中はやっぱり・・・豪邸だった。
家具は白いものが基本に置いてあり、高そうな壺や置物があっちこっちに置いてあった。
「座って座って♪」
相変わらず由香さんは語尾に♪を付けながら私達を席に座らせた。
「それで・・・今日はどうしたの?」
「美香が俺に何か・・残してないか・・探しに来たんです」
亜季さんはしっかり由香さんの目を言った。
「そう・・なの・・。わかったわ・・。美香の部屋に案内するわ。」
由香さんはどこか寂しそうに言って、ソフアから立ち上がった。