海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】


「・・・却下」


ドス黒い声が返ってきたのはそれから十分経った時のことだった。


雑誌は投げられ、光くんの顔に見事命中した。



「なんでだよ~~!!」



光くんはもう泣きそうだった。

「どんまい、光」


亜季さんは笑いながら平然と言った。



あれから亜季さんはよく笑うようになった。


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