海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】

海水浴side海斗



今日は残念ながら清々しいくらいの晴れ模様。絶好の海日和だった。



そして俺達は結局、滝さんを入れた6人で行くことにした。


「美海ちゃ~ん、久しぶり。」



そう言って美海の肩を抱き寄せようとする美海を俺が先に抱き寄せた。



「俺のですから勝手に触らないで下さい。」



「クスクス・・わかったわかった」



何が面白いのかは知らないが笑いながら適当に答えた。



「もう車だして下さい」



運転してもらう滝さんはまたも適当な返事を返し運転席に乗った。



「美海、乗るぞ」



美海、俺、光の順番で二列目の座席に座った。


それに続き悠と亜季が三列目の座席にのびのびと座った。



「ちぇっ、海斗が独占かよ」



光は車が走り始めて10分くらいブーブー文句を言っていた。



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