海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
「よし、準備おっけー?」
リュックに海斗達の新品に近い大量の教科書を入れ、格好は…制服。
美海には、金髪は目立つので黒髪ウイッグをいつもの様に被せ、直ぐに顔バレしない様に伊達めがねをかけさせた。
女物の制服が何故、ここにあるかはかなりの謎。
でも、美海は制服が似合いすぎて、目に毒だったので始めはスカートを短くしていたが俺が強制的に全て降ろした。
膝下スカートになっちゃったけど、まあ…いっか。
俺も、久しぶりに着る学ランの制服に袖を通した。
「行くぞー」
「はーいっ!」
1時間目までに間に合うように、少し、急ぎ目に倉庫を出た。