海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
俺は美海を離して、教室の出口へと歩く。
「亜季、お前何処行くんだよ!?」
と、光の動揺した声が後ろから聞こえる。
「んー、俺が居たら気分悪くなるから。まあ、今日くらい遊ばせてあげるよ。じゃーねー。」
俺は後ろに居る皆に、適当に手を振って教室を後にした。
廊下に出ると、丁度窓から枯れ葉がヒラヒラ廊下に舞い落ちる。
枯れ葉を床から拾い上げる。
そして、呟く。
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