海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
「只今からイルカジャンピングショーが始まります。皆様お席に座ってお楽しみ下さい」
俺達が席につくと調度アナウンスが入った。
そして前の舞台にはイルカのトレーナーであろうお姉さんとお兄さんが出てきて軽く自己紹介をした。
ピーッ!!
お姉さんとお兄さんが笛を鳴らすと四匹のイルカがひれで手を振りながら出てきた。
「海斗さん!あの娘!可愛いです!!」
美海の指さしたイルカは他のイルカに比べて小柄だった。
「俺は美海の方が可愛いと思うけど?」
「むぅ~・・・・」
美海はほっぺを膨らませていたけど、顔は真っ赤だった。