海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
ビシャッビシャ!
聞き覚えのある音が一気に近づいて聞こえた。
突然目の前に姿を現し心配そうに言った。
「また泣いていたんですか?」
「違うよ。君が来ないから叫んでた!」
「なんだぁ・・またなんかあったのかと思っちゃいましたよー」
女の子は安心して胸を撫で下ろした。
「これからも毎日ここに来てくれる・・?」
「はいっ・・・・!」
女の子は一瞬顔が曇ったがそう答えた。
女の子ははじめからそんな事無理だってわかってたんだと思う。
だって俺達は人魚と人間なんだから・・・・