海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】



「で、その日から男の子は喧嘩三昧、ついには全国最強の総長になっちゃった。そんな状態でも毎日夜に海に行って女の子を待ちつづけてるんだ。そしてその男の子は今、美海の隣にいる」




「海斗・・さん・・・・。」




美海は泣きそうな声で俺の名前を言った。


「美海・・・・わかる?美海は俺に利用されてるんだよ・・・?」


「へ・・・・?」







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