海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
「そろそろ美海ちゃんの様子見てきたら?」
「あぁ」
俺は美海の部屋に向かいドアを開けた。
コンコンッ
ノックをしても中から返事は返ってこない。
「開けるぞ」
俺
はそういってドアを開けた。
スーッスーッ
美海は小さな寝息をたてベッドで毛布もかけずに寝ていた。
「・・・・ったく、風邪ひくぞ」
俺は美海に毛布をかけた。
そしてほんのり赤い柔らかそうな頬を手で撫でた。
「濡れてる・・・・」
さっきまた部屋で泣いていたのだろうか・・・?
「こんなに泣かせてごめんな・・・・。」
チュッ
俺はそう言って美海の頬の涙の後に軽いキスをした。