海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
なんとドアの向こうには海斗さんがいたのだ。
せめて悠さんや光くんだったらよかったのに・・・・。
だからといって亜季さんも・・あまり・・。
はあ・・・・
深い溜め息をついた。
「かっ・・・・海斗さん・・・・おっ・・・おはようございます」
私は不自然な微笑みと一緒にそう言った。
こんなんじゃ気まずくなっちゃうよー・・・
「おっおう」
うっ・・・・・
海斗さんもなんか変。
普段笑わないから黒い笑みが浮かんでるし・・・・。
「朝食」
「はっ・・はい」