海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
「おっ!海斗、悠おっ先ー!美海行ってきまーす!」
「待てー光!!いってきます!」
光くんが元気に倉庫を出てすぐに悠さんも走って出ていった。
部屋には私と海斗さんだけが残された。
「美海・・・・俺を嫌いでも避けないで」
海斗さんは消え入りそうな声でいった。
「私・・・海斗さんのこと大好きですよ?・・・ただ昨日の事でどう接すればいいかわからなくなっちゃって・・・」
「・・・・なんだ俺本当に嫌われたのかと思った。じゃあ今からいつも通りな?」
海斗さんは笑いながら嬉しそうにいった。
「はいっ!」
私は力強く答えた。
「じゃあ、もう行くから。いってきます。」
「いってらっしゃい」
私は手を振りながら海斗さんを見送った。
皆が私にいってらっしゃいって言う度皆に認められた感じがして嬉しかったな・・・・。