海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】
認める女side亜季
ガチャッ
「「ただいまー」」
俺は静かなリビングで本を読んでいるとドアが開き、海斗達が帰ってきた。
「おい・・・美海は?」
部屋に入ってすぐに海斗はあの女の名前を口に出した。
「知らね」
「はっ・・?美海を見とけって俺言ったよな?」
海斗の声は今までで一番低い声を出し、今にでも俺を殴ってきそうな勢いだった。
「美海になんかいったろ?」
「ああ・・」
俺は隠してもしょうがないと思い素直にそう答えた。
「・・・てめえ!!あいつに何いった??」
海斗は俺を殴ろうとしたが悠と光が抑えていた。