ヤンキー彼氏

「また来てちょうだいね」

「君みたいなのは認めないからな」

寛樹は溜め息をこぼした。

「俺、なんと言われようが別れるつもりありませんから」

正直驚いた。なんでそこまであたしを求めるんだろ。

「………」

でも、パパ…何も答えられないんだ…


「芽衣、行くぞ」

「へ?あ…うん」

知りたくなった。


なんであなたがそこまであたしを求めるのか

それと、


あなたが知りたい。
< 48 / 129 >

この作品をシェア

pagetop