ヤンキー彼氏
「芽衣」
「ふぁい!!」
「ついた」
「あっ…ありがとう」
ここまで何にも喋ってこなかったもんだから
急に話しかけられてビックリした。
「授業でるか?」
え、そりゃあ…出るつもりだよ??
ここ学校だし…
「まあいい。
電話するわ。でろよ」
「うん…」
なんか………回りから冷たい目で見られてる…
そりゃそうよね。
大好きな寛樹の彼女なんだから。
それにしても、廉さんより安全運転…
いがいと器用だったりして…。
なんて考えてたら寛樹は倉庫のなかに入っていった。