ヤンキー彼氏


「んっ…ひろ…き」


「喋んな…」


「んあっ…」


さすがに…10分もやってたら…息が続かなくて

寛樹の胸板をドンドン叩いた。

分かってくれたのかやっと離れてくれた。

「あ、わりぃ」

何でだろ…全然嫌とか思わなかったな…

寛樹だからだよね…


「っていうか…襲っていい?


お前のせぃだぜ?


甘い声ばっか出すんだから。」


自分も驚いてるよ!!


あんな声出してたのが今になってとても恥ずかしい。


「も~まじ可愛いし」


寛樹はあたしの首に顔を埋めてきた。


きゃっ!!


ていうか…いたっ!!

「俺の。」

俺の?


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