カタオモイ.










「あ、えーっと...」


言葉を濁らしながら、
多々様子を伺う。


なんとか切り抜けないと。


その際。


教室にハルが入ってきた。


私の心底を知ったのか、
最後に


「まあ、俺だったら
琴音を選ぶかな。
西野よりはマシだし」


と言い残して、
ハルとドアでじゃれてる
男子の輪の中に
飛び込んでいった。











< 17 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop