カタオモイ.
とゆーか、
別に居ない。ってゆーのが
本音なんだけど...
ここで居ないって言ったら
KYだよね、うん。
ノれない子みたいだし。
空気悪くなっちゃうし。
そう思って私は
教室を見渡して、
「ハル」
って口にしてみた。
半分適当、
半分本音、、
ちなみにハルはニックネーム。
フルネームは``木田悠輝``
「へぇっ!そうなんだぁ!!
初耳だぁぁ。ふぅーん、へぇー」
私を除く7人が皆、
愛と同じ様な事を言いながら
まじまじと私をみる。
そりゃあ、
初めて言ったんだからね。
知ってる方がおかしいし。
ちなみにハルは、なんでも出来る
と言っても過言じゃぁ
無いぐらいなんでもできる。
クラス...いや、学年の中で
人気者的な感じで、
あ、別に
別に恋愛感情とかではなくって
リーダーシップのとれる
感じの方の人気者で、
頭も良くて勉強も出来る。
ただ、
顔が特別イケてるってワケ
じゃあないから
モテる事もなく。
てな感じのクラスメイト。
それが「ハル」だった。