カタオモイ.
「で、色々係を
決めなきゃいけないん
だけど...」
そう言いながら
担任は、黒板に
『うちわ係』
『火起こし係』
『お米を分ける係』 ...
等々、とりあえず
全員にやることが
当たる様に
なっているのか
無駄に多い係を
書いていった。
「はぁ...」
クラスメイトは結構
乗り気だったけど、
私からすると本当に
ただ面倒臭いだけの行事。
「じゃあ、この中で
やりたいのに手挙げてー」
激寒の冬に
寒くなる様な事は
したくないから、
私は『火起こし係』
に手を挙げた。
うわ、多...
『火起こし係』
をしたい人は13人ぐらい
居て、じゃんけんで
決めることになった。
まぁ、ありがちだよね。