カタオモイ.
そんなこんなで11月に突入。
いつも通りの筈なんだけど、
皆の視線がなんだか違った。
なんて言うか...
ジトッとみられてる感じがした。
教室に入って
席に着くと、淳
----家族ぐるみの付き合いで
マンションが同じ奴----
がこっちへやって来た。
何を...
と思った時。
「お前の好きな人って
ハルだろっ!?」
いきなりそんな事を
ニヤリとした顔で言ってきた。
「え...?」
脳の思考回路が停止した。
意味が分からなくなって
頭が働かない。
そんな停止した思考回路を
なんとかしてフル回転させる。