天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅥ
太鼓の音が鳴り止むと同時に、両手を後ろに組んで、脚を肩幅に開いて。
「押忍!では、本日の練習は、これにて終了とするっ!」
「「ありあとぉっざいあしたぁっ!」」
応援団独特のがなるような挨拶。
それを一身に浴びるのは、天神学園応援団の女性応援団長・卯月 暁だった。
見た目こそ宝塚系爽やか女子だが、男臭い猛者どもを取り仕切る手腕は、なかなかどうして優れた才能を見せる。
元々が上に立つ者としての器なのか。
女の身でありながら決して男子団員に嘗められる事も媚びる事もない。
その事が。
「お疲れ様でしたぁ、暁様ぁんっ!」
余計に女子下級生の人気を得ていた。
「押忍!では、本日の練習は、これにて終了とするっ!」
「「ありあとぉっざいあしたぁっ!」」
応援団独特のがなるような挨拶。
それを一身に浴びるのは、天神学園応援団の女性応援団長・卯月 暁だった。
見た目こそ宝塚系爽やか女子だが、男臭い猛者どもを取り仕切る手腕は、なかなかどうして優れた才能を見せる。
元々が上に立つ者としての器なのか。
女の身でありながら決して男子団員に嘗められる事も媚びる事もない。
その事が。
「お疲れ様でしたぁ、暁様ぁんっ!」
余計に女子下級生の人気を得ていた。