王龍×姫龍


微妙なお返事ね。
ん?何か視線を感じる。
誰かしら。私に熱い視線を送ってくるのは…

『何だ、彼方か。何?あ、私のナイスなボディに見惚れてるのね。まぁ彼方ったら』

「は?誰がお前みたいに貧相で胸がない奴なんか見るか!!目が腐っちまうじゃねぇか」

『そこまで言わなくていいでしょ!?じゃあ何で見てたのよ!?』

誰が貧相よ!!胸なくて悪かったな!!あんたの金髪むしり取ってやろうか!?

「おめぇが蒼也といちゃつきながら入ってくるだからだろ」

いちゃついてねぇし!!
ただ…プリンセスだっこでご入場しただけだし!!

『あ、あれは私が車で寝てたから蒼也が運んでくれただけ!!』

「おめぇみたいな怪物抱きかかえるとか蒼也どんだけ勇気あんだよ…」

その口そぎ落としてやりたいわ。
どんだけ失礼な事言うのよこいつ!!

『誰が怪物よ!勇気なんていらなかったよね蒼也?』

って…いねぇ!!!蒼也何処行った!?塚皆いねぇし!!

「あいつならさっきどっか出かけたぞ」

『えぇ!?行動早っ。皆は?』

「女子共も出かけた。塚暇。何かやらねぇと死ぬ~!!!」



え、死んじゃうの!?それは困る。

『じゃあ何かしないと;;何しよう!あ、かくれんぼしたい!!』

かくれんぼ幼稚園からしてないし久しぶりにやりたい。私隠れるの上手いよ。マヂで。
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