王龍×姫龍


『何なんだよ…』

私、桜義蓮愛は今戸惑いと疑問に覆い尽くされている。

今日は王龍のたまり場に来てる。ほんとなら楽しくお話をしてるんだけど…。

『ちょっと湊人。私あの二人に何かした?』

あの二人=彼方と蒼也。

来たときから二人には冷た~い態度をとられている。
彼方には睨まれるし蒼也はなんか不機嫌だし…。

「ん~?しらばっくれてんじゃねぇよ~」

『何のこと?』

ほんと何の事だ?全く分からずさっぱりピーマン。

「教えてやる代わりに一発ヤらせて~」

一発殺らせて~。
お前の脳みそ使って味噌汁作ってやろうか。ああん?
マジで味噌汁作ろうかと思ったけど今は二人を何とかしたい。

『自分で作るからいいや』

「聞くからの間違いだろ」

間違えました。作るじゃなくて聞くでした。
味噌汁は今度作ろっーと。


さて、どっちに聞くもんかな。とりあえず蒼也に聞こう。

ソファーに座る蒼也に歩み寄った。

『ねぇ蒼也、なんでそんなに機嫌悪いの?』

「あぁ?」

oh!!声が低くて怖いYO!!
でもその表情は…ふて腐れてる??ちょっと可愛い。って私は変態かっ!//

『い、いや、だから蒼也不機嫌だし彼方は睨んでくるし…私何かしたかなって』

「…男」

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